はじめに
プロットハブで主にディレクションを担当しています、西村です。
弊社では毎週火曜日と木曜日に社内勉強会を開いています。
かれこれ3年以上続けていますが、これまで読んだ本がそれなりの冊数になってきました。
これからこのブログで題材となった本の要約や、議論になったポイント、
私を含む参加メンバーの変化や成長などをレポートしていきたいと思います。
常に学び続ける組織を理想とするプロットハブにとってこの勉強会は大切な活動となっています。
その一旦を紹介させていただくことで、このブログを読んでくださる方々との学びの共有になれば幸いです。
(社外活動もいずれ)
活動内容
火曜日は共読会
ジャンルにこだわらず、どんな本でもOK。気になる本を皆で持ち寄り一冊の本を投票で決めます。
ナビゲーターを私、西村が担当しているので、このブログでは主にこちらの紹介記事がメインとな
ります。
これまでに読んだ本は、
・イシューから始めよ
・心理的安全性
・スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス
・7つの習慣
・これからの正義の話をしよう
・具体と抽象
・思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方
・言葉のズレと共感幻想
・メタ思考
・マネーボール(イマココ、2024年7月現在)
自己啓発から、対談本、少し難しそうな哲学の本、非エンジニアにも共有しておきたいアジャイル
開発の実践的な本までがズラリ。多種多様な本をこれからも果敢に選本していきたいと思います。
ちょうど来週7月2日からは、ブラット・ピット主演で話題になったマネーボール(小説)を読みます。
貧乏球団オークランドアスレチックスのGMビリーとイエール大学卒のピーターがタッグを組んで、
メジャーリーグの球団運営にイノベーション起こしていくという物語なのですが、いまでいうデータ
を駆使した風雲児たちの奮闘が描かれています。
初めての小説なのでどんな感想や対話が展開していくのか今から楽しみです。
木曜日は技術勉強会、
主にエンジニアリングに関する専門書を共読しています。代表の古賀がナビゲーターとなり、新人
エンジニアからベテランエンジニアまでが参加し、相互に学び合う時間となっています。
これまで読んだ本は、
・なぜオブジェクト思考でつくるのか
・テスト駆動開発(イマココ)
実際に手を動かし、コードを模写し、その意味を深く理解するための講義も盛り込みながら、
技術者としての研鑽の場となっています。
ただ、なにせ、不詳西村はエンジニアではないので…。詳しいことはご勘弁を^^
こちらの本に関するレポートは今後、代表の古賀からブログにしてもらう予定になっています。
以上、本日は簡単ではございますが、まずは事始めとして、
これまで読み合わせた11冊の本を紹介しました。
知っているようで知らないこと、チームスタッフそれぞれのモノの見方や解釈が大きく違っている
ことは、時に戸惑いも招きますが、総じて発見的で、お互いを知るという素晴らしい機会になって
います。いうまでもなく社内の円滑なコミュニケーションに大いに役立っています。
最後に
これまでの活動をとおして私が感じていることを少々。
一冊の本を誰か一緒に読むという機会って普段の生活ではなかなかないものです。
今日紹介した本は主にビジネスに関する本が多いですが、実は小説でも、随筆でも、エッセイで
も良いと私は考えています。大事なことは、自分の読みを表明すること、相手の読みに理解を示す
姿勢、知見のある人の意見になるほど!と膝を打つこと、わからないことをわからないとちゃんと言い、
そのままにしないこと。
思わぬ効果として夫婦間のコミュニケーションがスムーズになったとか、自分の考えが整理できた
とか、様々な感想を伝えてくれるスタッフが増えています。
これらは今後のチームとしての足場を固めてくれるだけでなく、プロットハブの飛躍のためのきっか
けにもなる。そういう思いでこの活動を続けています。
この素晴らしき非生産的時間がプロットハブの強みである。そう思っています。
次回からは、一冊づつその時々のことを思い出しながら(かなり昔の本もありますが)レポートしてい
きますね。どうぞお楽しみに。
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