ホームページ制作を大阪で安く頼むならプロットハブ!

ホームページ制作を大阪で安く頼むならプロットハブ!
毎月5社限定企画実施中

プロットハブ技術ブログ

LANの基本分類を理解しよう!機能別、接続別の違いを詳しく解説

Yuya Aono

Yuya Aono

2024/6/27

はじめに

こんにちは!アオノです。
今回はLANの分類についていくつか説明させていただきます。

この記事は続きものです。よろしければこちらを先に見ていただけると嬉しく思います。

今回の内容についても、皆様の何かのお役に立てれば幸いです。
記載内容に間違っていることなどあれば、ご指摘いただけますと幸いです!

LANの分類

LANはそのLANが持つ機能や規模、役割また機器の物理的な配置によって、いくつかの規格に分類されます。
会社などにLANを構築する場合、その環境ごとにどの規格のLANが向いているかを考えて見るといいと思います。
機器の物理的な配置や接続方式のことを「トポロジー」と呼びます。

機能・規模による分類

クライアント・サーバー型とピアツーピア型の2種類があります。
それぞれについて少し詳細の解説をさせていただきます。

クライアント・サーバー型

クライアント・サーバー型は、その名の通り、クライアント(利用者側のコンピュータ)とサーバー(サービスを提供するコンピュータ)の二つの役割に分かれています。

クライアントは、サービスやデータのリクエスト(要求)をサーバーに送ります。
たとえば、

  • ウェブページを見るとき
  • メールを送るとき
  • ファイルをダウンロードするとき

などがこれに該当します。

サーバーは、これらのリクエストを受け取り、適切なデータやサービスをクライアントに返す役割を持っています。
サーバーは特定のサービス(ウェブサーバー、メールサーバー、ファイルサーバーなど)を管理するために作成されます。
そのため、普段使いの端末よりもスペックが高いコンピュータが使用されることが多いです。

特徴

・セキュリティ
サーバーはセキュリティの管理が集中しているため、比較的安全です。

・管理
サーバーを通じてネットワークの管理が行われるため管理が楽になります。

ピアツーピア型

ピアツーピア(P2P)型ネットワークでは、すべてのコンピュータが等しい立場(ピア)で、直接データやリソースを共有できます。
ここでは特定のサーバーが存在せず、各ピアがサーバーとクライアントの役割を兼ね備えています。

ピアは、ファイル共有、通信、データの同期などのために他のピアと直接通信します。
例えば、インターネット上で音楽や映画のファイルを共有するネットワークや、ブロックチェーン技術などがこれにあたります。

特徴

・柔軟性
どのコンピュータも独立しており、特定のサーバーに依存しません。

・リソースの共有
各ピアがリソースを直接共有するため、全てのデータ処理やリソースの要求が一つのサーバー、または少数のサーバーに集中することがありません。

接続方式による分類

LANの物理的な接続方式には主に

  • バス型
  • スター型・リング型

があります。
この3つの接続方式は、ネットワークのトポロジーを作る際の基本的な構造となります。

バス型

バス型ネットワークでは、すべての機器が単一の通信路に直接接続されています。
機器の接続には同軸ケーブルというケーブルが使用されます。
あまり聞かないかもしれませんが、これはテレビのアンテナの線にも使用されています。

この方式の利点は、構築が簡単で費用が低いことです。
反対に欠点としては、障害発生にすごく弱いという欠点があります。
LAN内のどこか1箇所にでも障害が発生すると、バス型で構成されているネットワーク全てが停止してしまいます。

スター型

スター型ネットワークでは、各端末が中央のスイッチングハブに接続されています。
この方式の利点は、一つの接続が失敗しても他の端末に影響がないことです。
また、問題の診断と管理が容易ですが、中央の機器に依存するため、その機器の故障が全体に大きな影響を及ぼします。

リング型

リング型ネットワークでは、各機器が2つの隣接する機器と直接接続され、一方向にデータが流れる環状の構造を持っています。
リング内の一点が故障すると、通信ルートを再構成する必要がありますが、データの衝突を避けやすい構造です。

アクセス方式による分類

LANのアクセス方式は、ネットワーク上のデータの送受信を制御する方法です。
ここではCSMA/CD方式について記載します。

CSMA/CD方式

CSMA/CD方式を日本語に直すと、「キャリア検出多重アクセス/衝突検出」になります。
英語では、「Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection」です。
この方式は、通信を行う前に通信経路の使用状況を確認し、他の端末が使用中であるかどうかを確認します。(キャリア検出)

もし、他の端末が使用中であれば、送信待ちを行い、送信データ同士の衝突を回避します。
データの衝突のことを「コリジョン」と呼んだりもします。
ネットワークに接続された全ての端末は、任意のタイミングでデータを自由に送信します(多重アクセス)

そのため、複数の端末からパケットが同時に送信されると、衝突が起きてパケットが破壊されてしまいます。
そこで、パケットを送った端末は、通信路上で衝突が起きていないかどうかの監視を行います(衝突検出)
もし衝突を検出した場合は送信を一時中断し、全ての端末に衝突が起きたことを知らせます。

その後、一定時間経過後に再送信します。
この時の再衝突を防ぐため、端末ごとに待ち時間はランダムに設定されます。

終わりに

今回はLANの分類についていくつか解説をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
解説させていただいた通り、様々な要因によって分類されるため、ご自身の環境に合わせて選択するようにしてください。

プロットハブはソフトウェア開発を
支援しています。
ご興味のある方はぜひお気軽に
ご相談ください。

Yuya Aono

Yuya Aono

バックエンドエンジニアです。以下の言語を触ります。
・PHP(Laravelがメイン。今8年目)
・Java(SpringBootのみ。現在学習中)
・Python(Djangoを中心に学習中)
バックエンドを担当する前はインフラを1年半ほどやってました。
CCNAとLIPCレベル1を取得したことがあります。(現在ライセンス切れ)

一覧ページに戻る

全カテゴリ一覧

全タグ一覧

関連記事

コメント

コメントを残す

コメントが承認されると公開されます。※の入力欄は必須項目です

ホームページ制作が毎月5社限定5万5千円から!ご依頼の方はコチラ!